マノデアールの手織り教室
手織り工房manodeRのスタッフが手織り教室の様子をご紹介
2017.05.07 (Sun)
織り方は同じなのに・・・?
こんにちは。
連休はゆっくり過ごせましたか?
お忙しかったですか?
私は、「ナイトマネジャー」を一気見して過ごしました。
トム・ヒドルストンの淡い青緑色の瞳が素敵過ぎです

それはさておき、今日はノリコさんの作品です
これからの季節にピッタリな
涼しげな、白の透かし織り

縦と横の密になっているところが交差して
小さい真四角の模様がポンポンと並んでいるの、わかりますか。
この四角、ちょっと隙間が空いて小さな黒い四角が4つ並んでいるパターンと
隙間が空いていなくて、白い四角が4つ、中に並んでいるパターンと
2種類あるように見えませんか。
もっと寄って見たほうがわかりやすいかもしれませんね。

こんな感じなんですけど。
実はこの、2つのパターンの四角、織り方は一緒なんだそうです。
というか、むしろ、同じになるはず、だったそうで
ノリコさんは、理由が分からず、ほどいたりして、悩んでいたとか。
織り方が同じなのに、模様が違って出る。
そんなとき疑うのは、綜絖か筬 ですよね。
糸を張って、織り始めると、つい自分の手(技)を疑ってしまいがちですが
わりと、綜絖か筬に原因があることも多いものです。
この場合は、丸羽で通していました。
それで糸に寄り(撚りではなく寄り)が出て、
濃いところ(黒い四角)と、薄いところ(白い四角)が出たんですね。
不思議~

”思っていたのと違う”と思うでしょうけど、
私はこっちのほうが好きだな~。
いつもありがとうございます。ぽちっ!

| HOME |